納車前あれこれ

【ジムニーJB64】2インチリフトアップ時の偏心ブッシュ交換をDIYできるのか?

目安時間 12分

 

こんにちは「ぷよっ太」です。

 

前回、2インチのリフトアップをしようと決断したのですが、やはり「キャスター角」の補正が必要だという事がわかりました。

 

この「キャスター角」の補正に必要な作業はリーディングアームのブッシュを「偏心ブッシュ」に交換する事です。

 

本来であれば、この「偏心ブッシュ」交換作業には「油圧プレス機」が必要なんですが一般家庭にそんな機材は無いのでDIYは難しいと判断しますが、なんとか整備費用を浮かすために自分で交換できる道を探します。

 

そもそも「キャスター角」とは?

「4✖️4ESPOIR」公式HPより引用

 

 

「4✖️4ESPOIR」さんの公式HPに、分かりやすく説明されていたので、もっと詳しく知りたい方はそちらで確認してくださいね。

 

上記のように、ノーマル車高時は「直進安定性」を高めるために、フロントの車軸(キングピン)を少し寝かしてキャスター角度をつけています。

 

それが、2インチ以上のリフトアップをすることで、リーディングアームが起きて「キャスター角度」が垂直の0度もしくはマイナスになってしまいます。

 

それによって起こる弊害が、直進安定性が悪くなってハンドルがふわふわしたり、ハンドルが取られやすくなったり、コイルスプリングが弓なりになって他部品に干渉したり、乗り心地が悪化したりするそうです。

 

まあ、なかなかの弊害っぷりですよね💧

 

この「キャスター角度」を補正する方法は2つで、リフトアップ用リーディングアームに丸ごと交換(高価)するか、左右のリーディングアーム1箇所ずつ「偏心ブッシュ」に交換(安価)するかの2択となります。

 

 

結論から言うと、偏心ブッシュの交換をDIYできそうです。

 

上記がジムニーJB64用のリフトアップ車用「強化リーディングアーム 」で、これなら純正のリーディングアームを取り外して交換するだけなんだけど、価格帯は5万円台から10万円と値段高くて手が出ませんな💦

 

 

それで、こちらが純正のリーディングアームのブッシュを「偏心ブッシュ(黄色のブッシュ)」に交換したやつです。

 

これだと左右で5000円ほどで購入できるので安価に済みますが、問題は交換作業なんですよね💧

 

 

整備工場などでブッシュの交換作業をするときは、この油圧プレス機を使って交換するのですが、こんな大型機材を買っても自宅に置いておくスペースもないし(Amazonで15000円ほどで売っている)、まあガレージがある人なんかは良いんでしょうけど、私の家では無理です。

 

 

でもね、探せばあるもんですよね〜

 

上記の工具はブッシュ交換専用の工具なんですよ! しかもAmazonで13000円ほどで購入できます。

 

少し高価ではありますが、これなら物置にしまっておけるし、私の住まいの環境にもピッタリです。

 

 

この色々な径のパイプを、ブッシュの押し込む側(ブッシュより少し小さい径)と、取り出す側(ブッシュよりひと回り大きな径)で挟み込んで、

 

 

この金属製の蓋をして、

 

 

このシャフトを通してボルトナットを締め込めば、ブッシュを圧出入できるという優れもの!

 

これなら私も出来そうですよね!

 

と言うことで、ジムニーJB64に2インチのリフトアップをしたら、補正するパーツは「ラテラルロッド」と、今回の「リーディングアーム」の偏心ブッシュ交換でなんとかなりそうなんで、この感じでDIYしていこうと思います。

 

早く納車されないかな〜

 


 

 

 


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