【ジムニーJB64】2インチリフトアップ時の偏心ブッシュ交換をDIYできるのか?
こんにちは「ぷよっ太」です。
前回、2インチのリフトアップをしようと決断したのですが、やはり「キャスター角」の補正が必要だという事がわかりました。
この「キャスター角」の補正に必要な作業はリーディングアームのブッシュを「偏心ブッシュ」に交換する事です。
本来であれば、この「偏心ブッシュ」交換作業には「油圧プレス機」が必要なんですが一般家庭にそんな機材は無いのでDIYは難しいと判断しますが、なんとか整備費用を浮かすために自分で交換できる道を探します。
そもそも「キャスター角」とは?
「4✖️4ESPOIR」さんの公式HPに、分かりやすく説明されていたので、もっと詳しく知りたい方はそちらで確認してくださいね。
上記のように、ノーマル車高時は「直進安定性」を高めるために、フロントの車軸(キングピン)を少し寝かしてキャスター角度をつけています。
それが、2インチ以上のリフトアップをすることで、リーディングアームが起きて「キャスター角度」が垂直の0度もしくはマイナスになってしまいます。
それによって起こる弊害が、直進安定性が悪くなってハンドルがふわふわしたり、ハンドルが取られやすくなったり、コイルスプリングが弓なりになって他部品に干渉したり、乗り心地が悪化したりするそうです。
まあ、なかなかの弊害っぷりですよね💧
この「キャスター角度」を補正する方法は2つで、リフトアップ用リーディングアームに丸ごと交換(高価)するか、左右のリーディングアーム1箇所ずつ「偏心ブッシュ」に交換(安価)するかの2択となります。
結論から言うと、偏心ブッシュの交換をDIYできそうです。
上記がジムニーJB64用のリフトアップ車用「強化リーディングアーム 」で、これなら純正のリーディングアームを取り外して交換するだけなんだけど、価格帯は5万円台から10万円と値段高くて手が出ませんな💦
それで、こちらが純正のリーディングアームのブッシュを「偏心ブッシュ(黄色のブッシュ)」に交換したやつです。
これだと左右で5000円ほどで購入できるので安価に済みますが、問題は交換作業なんですよね💧
整備工場などでブッシュの交換作業をするときは、この油圧プレス機を使って交換するのですが、こんな大型機材を買っても自宅に置いておくスペースもないし(Amazonで15000円ほどで売っている)、まあガレージがある人なんかは良いんでしょうけど、私の家では無理です。
でもね、探せばあるもんですよね〜
上記の工具はブッシュ交換専用の工具なんですよ! しかもAmazonで13000円ほどで購入できます。
少し高価ではありますが、これなら物置にしまっておけるし、私の住まいの環境にもピッタリです。
この色々な径のパイプを、ブッシュの押し込む側(ブッシュより少し小さい径)と、取り出す側(ブッシュよりひと回り大きな径)で挟み込んで、
この金属製の蓋をして、
このシャフトを通してボルトナットを締め込めば、ブッシュを圧出入できるという優れもの!
これなら私も出来そうですよね!
と言うことで、ジムニーJB64に2インチのリフトアップをしたら、補正するパーツは「ラテラルロッド」と、今回の「リーディングアーム」の偏心ブッシュ交換でなんとかなりそうなんで、この感じでDIYしていこうと思います。
早く納車されないかな〜